八戸市立三条小学校 父母と教師の会 田島会長さんから報告がありました。
八戸市立三条小学校父母と教師の会では、令和4年に入ってから、児童や保護者、教職員が成長する機会として、これまで3つの事業を行いました。
① 令和4年03月27日 紛争地域へのランドセルプレゼント
② 令和4年10月30日 花火打ちあげ
③ 令和4年11月04日 「みんなの学校」開催
① ランドセル事業
昨今、世界的な取り組みとしてSDGsが注目されています。その中でも、特に理解してほしい目標が「4.質の高い教育をみんなに」という項目です。世界では約5900万人の子どもたちが小学校に通えない状況下にあり、その多くは、紛争が長く続く地域の子どもたちです。新型コロナの世界的な蔓延やロシアによるウクライナへの侵攻など、世界を身近に感じる今だからこそ、世界の現状を知り繋がりを感じられる本事業を企画しました。大切にしてきたランドセルを、異国の誰かへ届けた体験は、これからのグローバル時代を生きていく中で貴重な「きっかけ」に繋がったものと感じています。
※関東にあるランドセル倉庫までの輸送費用は受益者負担としました。ランドセル倉庫からアフガニスタンまでの輸送費は協力団体が負担してくれるシステムでした。20~30個のランドセルを大きめの段ボール複数個に入れて送りましたので、1人当たりの受益者負担は1000円弱で済みました。

② 花火打ちあげ
三条小学校が初めて花火を打ちあげたのは令和2年の9月です。コロナ禍により6年生を始めとした全児童の思い出作りの企画が減ったことから生まれた企画です。コロナが落ち着いたとしても花火を続けてほしいと地域からの要望が高まり、本年3回目の打ちあげを実施しました。PTAの事業である以上、児童や会員に学びがなければいけません。PTAの予算で業者に打ちあげてもらうだけでは、ただのショーに過ぎないので、火薬の詰まっていない花火玉のレプリカを募金玉に加工をしたのち、児童が装飾し、地域のお店などに設置の協力をお願いしました。また、当日打ちあがる本物の花火玉の仕上げ紙には6年生のメッセージを貼り付けて、夜空に地域を明るく照らす夢や希望の花火を打ちあげることができました。関わった全ての児童や会員が、地域との繋がりを強く感じ、見る花火ではなく、参画する花火としたことで事業目的を達成することができました。
※募金が沢山集まり、周辺警備はPTA会員で担当したため、PTAの予算は使用はありませんでした。

③ みんなの学校
本年度もコロナ禍の事情からバザーを見送る運びとなり、代替え企画として「みんなの学校」のプロジェクトを学校の体育館で開催しました。「みんなの学校」とは、不登校ゼロを目標とした大阪市立大空小学校を取材し、第68回文化庁芸術祭大賞などを受賞したドキュメンタリー作品です。
第1部では映画上映、第2部では大空小学校の初代校長の木村泰子氏を講師にお招きしました。事業に参加された児童、PTA会員、教職員、地域の方々など、多くの方に学びの時間を提供できたことと思っています。学校は地域の顔だと考えています。今回の機会が学校や地域にとって最良の変化に繋がることを望みます。
みんなの学校公式サイト

上記3本の事業は、いずれも新型コロナが世界中に広まったため、生まれた企画・機会だと思っています。
このピンチは、アイデアや工夫を生み、同時に継続事業や体制を見直し、変えるチャンスです。
そして、そのアイデアは一部の役員が決めるものではなく、数こそが武器となります。つまり、多くの会員を巻き込むチャンスでもあると考えています。
本校PTAとしても、コロナ後に元に戻るのではなく、このチャンスを機会に学校や地域、会員の意識を変えることを目的に引き続きいろいろな取り組みに挑戦したいと考えます。








